1. はじめに : なぜスピルリナを飲み始めたのか?

最近、身近な人がスピルリナを始めたことをきっかけに、私も興味を持ちました!
日々の食事ではなかなか補えない栄養素を、手軽に摂れる点に魅力を感じたのです。
そこで選んだのが、タブレット型のスピルリナ。
持ち運びもしやすく、毎日のルーティンに無理なく取り入れられそうだと感じました!
今回は約3ヶ月間、スピルリナを継続して飲んだ結果、体にどんな変化があったのか、副作用はなかったのかを、リアルな体験としてお伝えしていきます!
2. スピルリナとは? : 藻なのに“完全栄養食”と呼ばれる理由

スピルリナは、藍藻類(シアノバクテリア)に分類される微細藻類の一種です。
なんと地球上に最初に出現した生命体のひとつとも言われており、その生命力と機能性は注目を集めています。
外見はごくシンプルな螺旋状の藻ですが、栄養バランスと持続可能性の観点から「完全栄養食品」や「スーパーフード」として高く評価されています!
特に注目すべきポイント
- たんぱく質が乾燥重量の60〜70%を占める(大豆や牛肉より高い)
- 鉄分、ビタミンB群、βカロテン、クロロフィル、フィコシアニンなどを豊富に含有
- 栄養密度が高いため、宇宙食や災害時用栄養補給食としても活用されている
- 光合成によって酸素を生み出すことから、宇宙空間でも注目される酸素供給源
中でも、スピルリナのたんぱく質生産性は大豆の30倍、トウモロコシの40倍にもなるというデータがあり、地球環境と食糧問題の両面で期待されています。
▶ 参考研究 : スピルリナは高栄養・高安全性を備え、免疫賦活作用、抗酸化・抗炎症作用を通じて機能性食品素材として期待されている
食品用機能性素材としてのスピルリナ
スピルリナ(1日3g摂取時)の栄養成分目安
実際に摂取する1日3g程度でも、以下のように栄養素を効率よく補えることがわかっています。
栄養素 | 100gあたり | 1日3g換算 | 主な働き・特徴 |
---|---|---|---|
たんぱく質 | 65g | 約1.95g | 必須アミノ酸を含む完全たんぱく質 |
鉄 | 28mg | 約0.84mg | 貧血予防に効果的なミネラル |
ビタミンB1(チアミン) | 2.4mg | 約0.072mg | 疲労回復や代謝をサポート |
ビタミンB2(リボフラビン) | 3.7mg | 約0.111mg | 皮膚・粘膜の健康維持 |
ビタミンB12 | 0.45μg | 約0.0135μg | 補給源としてはやや少量だが貴重 |
β-カロテン | 29,900μg | 約897μg | 抗酸化作用・ビタミンA前駆体 |
ビタミンE | 5mg | 約0.15mg | 細胞老化の予防に寄与 |
クロロフィル | 1.1g | 約33mg | デトックス・腸内環境のサポート |
フィコシアニン | 14g | 約0.42g | 抗炎症・抗酸化が期待される青色色素 |
カルシウム | 120mg | 約3.6mg | 骨や歯の健康維持 |
マグネシウム | 195mg | 約5.85mg | 筋肉と神経機能の正常化 |
ナトリウム | 1048mg | 約31.44mg | 電解質バランスの維持に必要 |
食物繊維 | 8g | 約0.24g | 整腸作用 |
必須脂肪酸(GLA) | 1g | 約30mg | ホルモンバランスと炎症調整 |
3. なぜスピルリナを選んだのか : 体質改善に期待した3つの理由

今回、私がスピルリナを選んだ理由は次の3つの悩みがあったからです。
- 毎朝のだるさ・疲れやすさ
- 肌荒れとくすみ(特に頬・あごまわり)
- 便通の不安定さ(便秘・ガスがたまりやすい)
市販のサプリをいくつか試しましたが、効果の実感がなく、どうせ摂るなら「栄養素を丸ごとカバーできるもの」を選ぼうと決めたのがスピルリナでした。
実際に、ミネラルやアミノ酸、鉄分やビタミンB群が一気に摂れるサプリは少なく、スピルリナは「足りない栄養を埋めてくれる」ような存在に思えたのです。
4. 飲み方と変化の経過 : タブレット摂取から3ヶ月のリアル

私が飲んでいたのは、1日あたり3錠(約1.5g)のタブレット型スピルリナです。
飲むタイミングは食後(朝 or 昼)で、水と一緒にまとめて摂っていました。。
最初の1〜2週間は、正直「変化なし」。
ただ、3週目あたりから明らかに変化を感じるようになりました。
- 毎朝の目覚めと昼間の集中力が上がった感覚
- 腸内環境の安定。便秘だけでなくガスが減少
- 肌の赤み・ざらつきが減少し、肌がなめらかに
「劇的!」ではないけれど、じわじわと確かな変化を感じていきました!
5. スピルリナはこんな人におすすめ!
スピルリナは、以下のような方におすすめ
- 食生活が不規則 or 外食が多い人
- マルチビタミンや鉄分などを個別に摂るのが面倒な人
- 肌荒れや腸内環境をまとめて整えたい人
- 疲れやすさや季節の変わり目に体調を崩しやすい人
逆に、「胃腸が弱く、サプリで気持ち悪くなりやすい人」は摂取方法をしっかり調整する必要があります。
6. まとめ : スピルリナは“体の土台”を整えるサプリだった
スピルリナは「すぐ効く!」というより、少しずつ身体の底力を上げてくれるようなサプリでした。
副作用もなく、1日あたりのコストも安いため、長期的に継続しやすいのも大きな魅力です!
私にとって、これは“劇薬”ではなく“土台を整える支え”でした。
もしあなたが今、「なんとなく不調が続いている…」「肌や腸を整えたいけど、何から始めれば?」と思っているなら、スピルリナはその第一歩になるかもしれません!
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