1. はじめに : なぜ唇がコンプレックスになったのか

子どもの頃から、鏡を見るたびに「唇が大きいな」と思っていました。
笑ったとき、話しているとき、写真を撮ったとき…常に自分の唇の存在感が気になって仕方がありませんでした。
そのため、唇を軽くかんで小さく見せようとするクセが自然と身についていました。
無意識に唇を噛んでしまうほど、それは大きなコンプレックスだったのです。
2. 口唇縮小という選択肢にたどり着くまで
整形について初めて考えたのは数年前。
最初は別の施術でしたが、徐々に「唇の形も変えられる」という情報にたどり着きました。
唇の整形といえば、ヒアルロン酸でボリュームを出すイメージが強い中、逆に「小さくする整形=口唇縮小」は情報が少なく、非常に不安でした。
ですが、2回目の整形だったこともあり、ある程度の流れや注意点は把握していた”つもり“でした。
リスクがあることも理解していた上で、次こそ納得のいく変化を手に入れたくなったのです。
3. カウンセリングでのギャップ : 期待と不安

カウンセリングは正直、あまり満足のいく内容ではありませんでした。
症例写真や大まかな説明こそありましたが、「この先生に任せて大丈夫」という安心感までは得られませんでした。
それでも「ここまで来たし」「この程度なら大丈夫だろう」と、どこかで勢いに任せていた自分がいました。
冷静に考えれば、この段階で一度立ち止まるべきだったと今では思います。
4. 術後のリアル : ダウンタイム・痛み・違和感
手術は局所麻酔で行われましたが、この麻酔自体がかなり痛かったのを今でもよく覚えています。
施術中は意識がはっきりしているため、精神的な緊張感も大きく、施術後には強い疲労感が残りました。
麻酔が切れてからが本番で、唇の内側が腫れ、話すのも食べるのもかなり不自由…
特に最初の3日間は、固形物を避け、冷たいゼリーやスープ中心の食事でした。
見た目の腫れは1週間ほどで落ち着きましたが、唇に左右差があることには最初から気づいていました。
ただ、腫れが引けば自然と馴染んでいくだろうと考えていたため、当初は深く気にしていませんでした。
しかし、1ヶ月が過ぎても左右差は残り、触れるとわかるしこりのような感触がある状態が続きました。
このしこりのような感触は、現在も完全には消えていません。
また、最初の1ヶ月間は唇の感覚が鈍く、麻痺したような状態が続きました。
見た目の変化は確かにありました。
唇のボリュームは、およそ3割ほど小さくなった印象です。
ただし、完全に理想通りとはいかず満足とは言いきれない複雑な心境でした。
5. 後悔していること、学んだこと

何よりの後悔は、カウンセリングで違和感を覚えながらも、勢いでそのまま施術に進んでしまったことです。
医師の雰囲気や説明に納得できなかった時点で、別のクリニックを探すべきでした。
整形は「どこでやるか」がすべてと言っても過言ではありません。
また、理想の仕上がりについても具体的に伝え切れなかった自分にも反省があります。
「ナチュラルに」と言うだけでは足りなかったのかもしれません。
6. それでも整形してよかった理由
後悔もある一方で、唇の存在感が気にならなくなったという事実は大きいです!
人前で笑うこと、話すことに対して前向きになれました。メイクや表情の印象も変わり、日常の小さなストレスが一つ消えた感覚です。
「もう唇を噛んで隠さなくていいんだ」と思えることが、私にとっては大きな変化でした。
7. 口唇縮小を考えている人へのアドバイス
- カウンセリングは“施術の一部”だと思って丁寧に判断すること
- 「症例が多い=安心」ではない。自分が納得できるかを基準に選ぶ
- 少しでも不安を感じたら、保留やセカンドオピニオンを
整形は誰かと比べるものではなく、「自分がどう感じるか」が一番大切です。
8. FAQ : よくある質問

- ダウンタイムはどれくらいでしたか?
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腫れは約1週間ほど、腫れは約1週間ほど、自然な形になるまでは2ヶ月ほどかかりました。
- 痛みはありましたか?
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局所麻酔が一番痛く、針を刺す瞬間というよりも、麻酔が入ってくるときのジワジワとした圧迫感と強い痛みが印象に残っています。
麻酔が切れた後もヒリヒリとした痛みが続き、特に最初の数時間は強く感じました。
鎮痛剤を飲めばある程度コントロールは可能でしたが、完全に痛みが消えるわけではありませんでした。 - 傷跡は残りますか?
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唇の内側なので外からは見えませんが、数ヶ月はしこりのような硬さが残りました。
現在も、うっすらとその感触と傷跡が残っている状態です。
9. まとめ : コンプレックスとの付き合い方は自分で選べる
整形は「やれば終わり」ではありません。
そこには選択・覚悟・そして自分との対話があります。
後悔も学びもありましたが、唇という長年のコンプレックスに正面から向き合った経験は、今でも自分を支える自信の一つです。
術後に残った違和感やしこり、左右差は多少あったものの、そこまで気になるほどではありません。
とはいえ、気になる部分がゼロになったわけではないので、いつかそのうち、違うクリニックで修正するかもしれません!
同じように、自分の見た目や気持ちに悩んでいる誰かに、この体験が少しでも寄り添うものになれば嬉しいです!
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