1. はじめに : 涙袋ヒアルロン酸のダウンタイムだけじゃない、「その後」のリアル

涙袋にヒアルロン酸を入れるとき、多くの人が気にするのはダウンタイムですが、
私が今回伝えたいのは、仕上がり後の変化にも注意が必要ということです。
実際、施術直後は自然な仕上がりに満足していましたが、2年後に涙袋下に細いしわが現れました。
ヒアルロン酸で皮膚が伸びた影響かもしれないと感じ、現在はレチノールによるスキンケアに取り組んでいます。
この記事では、ダウンタイムのリアルな経過、仕上がり後に起きた変化、施術にかかる費用や使用されるヒアルロン酸の種類・特徴まで詳しくまとめています。
これから施術を検討する方が、短期と長期の両方を見据えて判断できるように、リアルな体験をもとにお伝えしていきます!
2. 涙袋ヒアルロン酸注射とは? : 自然な立体感を作るプチ整形

涙袋とは、笑ったときに目の下にふっくら現れる自然な膨らみのことです。
このふくらみがあるだけで、目元が柔らかく、親しみやすい印象になります!
もともと涙袋が目立たない人や、加齢によってボリュームが減った人にとって、ヒアルロン酸注射による涙袋形成は手軽に若々しさを取り戻せる方法として人気です!
ここでは、涙袋ヒアルロン酸注射について、基本的な特徴・費用相場・使用される製剤・施術できる部位まで、まとめてわかりやすく紹介していきます!
ヒアルロン酸注射の主なメリット
- 施術時間が短い(約10〜15分)
- ダウンタイムが非常に少ない
- すっぴんでも立体感のある目元が作れる
- 注入量や部位の調整が柔軟にできる
- 時間の経過とともに自然に吸収されるため、永久的なリスクが低い
- 気に入らなければ溶解注射(ヒアルロニダーゼ)で溶かすことも可能
ヒアルロン酸注射の主なデメリット・リスク
- 皮膚が薄い部位(涙袋など)では仕上がりにムラが出る可能性がある
- 注入量や位置によっては不自然なふくらみや凹凸になるリスクがある
- 繰り返し注入すると皮膚が伸びてしまうことがある
- 稀にアレルギー反応や血管閉塞などの重大な副作用が起きるリスクがある
- 定期的なメンテナンスが必要(半年〜1年ごと)で、費用がかかる
涙袋ヒアルロン酸注射の料金相場
- 0.3cc〜0.5cc(涙袋片側のみ)
- 約2万円〜4万円
- 両側(合計0.6cc〜1cc程度)
- 約5万円〜8万円
- 1cc以上(涙袋+他部位併用)
- 8万円〜12万円程度
※クリニックによって「本数単位」「cc単位」で価格設定が異なることがあります。
※使用する製剤の種類や技術料によっても金額は変動します。
涙袋に使われるヒアルロン酸の種類と特徴
- ジュビダーム・ボルベラ
- 柔らかくナチュラル、ふっくらとした仕上がり。涙袋向き。
- レスチレン・ヴィタールライト
- みずみずしく柔軟性が高い。肌に馴染みやすいタイプ。
- クレヴィエル
- 高密度・硬め。形をしっかりキープしたい場合向き。ただし量と注入技術に注意。
ここで紹介したもの以外にも、涙袋に使えるヒアルロン酸にはさまざまな種類があります。
製剤ごとに硬さや持続性、馴染み方が異なるため、
施術前に自分のなりたい仕上がりや目元の皮膚の状態に合わせて、医師とよく相談して選ぶことが大切です。
主にヒアルロン酸が注入される部位一覧
- 涙袋
- 目元を優しく、若々しく見せる
- 唇
- ボリュームアップ、輪郭を整える
- 鼻筋(プチ鼻整形)
- 高さを出し、バランスを整える
- 顎
- 顎をシャープに見せ、小顔効果を出す
- ほうれい線
- 深くなったシワを持ち上げる
- マリオネットライン
- 口角下のたるみを補正する
- 額
- ハリ感を出し、丸みを持たせる
- こめかみ
- くぼみをふっくらさせ、若々しい輪郭にする
- 頬
- ボリュームロスを補い、リフトアップ効果も狙う
ただし、涙袋は目元の中でも特に皮膚が薄く、デリケートなエリアです。
そのため、製剤選びや注入技術次第で、仕上がりの自然さや長期的な肌状態に大きな差が出ることもあります!
短期的な変化だけに目を奪われず、数年先の自分の肌を守るためにも慎重な判断が必要だと私は実感しました。
次の章では、私自身が実際に涙袋ヒアルロン酸を受けたリアルな体験談を詳しくお伝えします!
3. 今回の施術内容とクリニック選び : クレヴィエル注入体験

今回私が受けたのは、東京にある個人クリニックでの涙袋ヒアルロン酸注射です。
使用したヒアルロン酸はクレヴィエル。
一本7.7万円で購入し、適量を涙袋に注入してもらいました。
クレヴィエルは高濃度・高密度設計で知られるヒアルロン酸製剤です。
一般的なヒアルロン酸よりも硬さと持続性が高く、形をしっかりキープしやすい特徴があります。
そのため、鼻や顎の輪郭形成に使われることが多いのですが、今回は涙袋に自然な丸みと立体感を出したくて選びました。
硬めのヒアルロン酸を涙袋に使うことには賛否両論ありますが、ごく少量を慎重に注入してもらうことで、不自然さは出ませんでした。
結果的に、ぷっくり感を持続させつつ、シャープすぎない仕上がりになり、とても満足しています!
4. ダウンタイム経過レポート : 腫れなし・内出血少しだけのリアルな2日間
腫れは一切なし。
内出血はわずかに出ましたが、2日でほぼ消えました。
施術直後から外出できるレベルで、マスクをしていればほとんど目立たない程度。
内出血部分もほんの少しだけで、ほとんど気になりませんでした!
時系列でまとめるとこんな感じです。
- 当日
- ぷっくり感あり、違和感なし
- 翌日
- 少しだけ内出血の痕が見える
- 2日後
- ほぼ目立たなくなる
全体として、かなり軽いダウンタイムでした!
5. ダウンタイムを軽くするために意識したこと : 血流管理と生活習慣

ダウンダウンタイムを最小限に抑えるために、私は血流を良くしすぎないことを意識しました。
ヒアルロン酸注射直後は、血行が促進されると内出血や腫れが悪化しやすいです。
そのため、以下の点を徹底しました。
- 激しい運動は控える
- 長風呂やサウナも避ける
- お酒は飲まない
- 顔を強く触ったりマッサージしない
- 頭を心臓より下げる姿勢(ヨガなど)は避ける
これらを意識することで、内出血や腫れをかなり抑えられた実感があります!
特に、最初の48時間はとても重要です。
施術後2〜3日は無理せず大人しく過ごすのがベストです。
冷却パックを軽く当てる程度ならOKですが、強く冷やしすぎないこともポイントです。
6. 仕上がりとその後の変化 : 一本のしわに気づいた瞬間
施術後、涙袋はとても自然なぷっくり感が出て大満足でした。
しかし2年後、ふと鏡を見たときに違和感を覚えました。
涙袋の下に一本、細いしわが線のように浮き出ていたのです。
目をこらして見ると、以前よりも皮膚が少したるんで見える部分がありました。
もちろん、ヒアルロン酸が完全に溶けたことでボリュームが減った影響もあるでしょう。
ただ、ヒアルロン酸注入によって皮膚がわずかに伸びてしまった可能性も否定できません。
涙袋の皮膚は非常に薄くデリケートなため、繰り返し注入することで皮膚に負担がかかるリスクがあることを実感しました。
7. レチノールによるケア開始 : しわ対策として取り組んでいること

現在は、レチノール配合アイクリームを使用して、涙袋下のしわケアに取り組んでいます。
レチノールはビタミンA誘導体の一種で、コラーゲン生成を促進し、肌のターンオーバーを正常化する働きが期待できる成分です。
これにより、しわの改善やハリ感の向上が見込めます。
ただし、使用初期には赤みや乾燥が起こることがあり、肌に合った濃度からゆっくり慣らしていくことが大切です。
私も、最初は低濃度のレチノールから始め、週2〜3回の使用頻度で少しずつ肌を慣らしています。
焦らず、長期的に改善を目指していく予定です。
また、今後は涙袋へのヒアルロン酸注入はしばらく控える方針にしています。
8. 涙袋ヒアルロン酸はこんな人におすすめ・おすすめしない人
おすすめな人
- ナチュラルに涙袋を作りたい人
- ダウンタイムをできるだけ軽く済ませたい人
- 手軽に目元の印象を変えたい人
- ダウンタイム中でも仕事や日常生活をあまり休めない人
おすすめしない人
- 将来的な皮膚変化を心配している人
- 何度もメンテナンスを繰り返したくない人
- 極度に自然な変化を求める人(多少のぷっくり感に抵抗がある人)
- 皮膚が薄く、しわができやすい傾向のある人
涙袋のヒアルロン酸はとても手軽で効果的ですが、リスクも理解した上で慎重に判断することが大切だと感じました。
施術前に医師としっかり相談し、自分に合ったプランを選ぶことをおすすめします。
9. FAQ(よくある質問)
- 涙袋ヒアルロン酸はどれくらい持ちますか?
-
個人差はありますが、半年〜1年程度が目安です。
- 涙袋のヒアルロン酸後、しわになることはある?
-
絶対ではないですが、皮膚が伸びることでしわができる可能性も考えられます。
- ダウンタイム中にしてはいけない行動は?
-
血流を促進する行動(運動、飲酒、長風呂など)は控えましょう。
- クレヴィエル以外に向いているヒアルロン酸は?
-
涙袋には**柔らかめのヒアルロン酸(例 : ボルベラ、レスチレンヴィタールなど)**が使われることも多いです。
10. まとめ : ダウンタイムは軽かった、でも「仕上がり後」のリアルも知ってほしい
涙袋へのヒアルロン酸注射は、短期的な見た目の変化や満足感を得やすい素晴らしい施術だと改めて感じました。
施術直後のダウンタイムも非常に軽く、日常生活に大きな支障をきたすことはほとんどありませんでした。
しかし今回、自分自身が2年後に涙袋下にしわが現れた経験を通じて、ヒアルロン酸施術には短期的なメリットだけでなく、長期的な影響にも注意が必要だと実感しました。
ダウンタイムや仕上がり直後の美しさに安心しきるのではなく、数ヶ月、数年後の皮膚変化まで視野に入れた上で施術を検討することが本当に大切です。
美容医療において一番大事なのは、”今”の美しさだけでなく、未来の自分の肌をどう守っていくかという視点だと私は思います。
この記事が、これから涙袋ヒアルロン酸を検討している方にとって、より後悔のない選択の一助となれば嬉しいです。
これから施術を考えている方は、ぜひ短期と長期の両方を視野に入れて判断してみてください!
コメント