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Windows10の無料RPAツール「Power automate desktop」の使い方・簡単な実例

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ビジネス

「Power automate desktop」とは何か?

を気にして、この記事をクリックした人が大半だと思います。

まず、ロボティクスプロセスオートメーションのことをRPAと呼び、その一種が「Power automate desktop」となります。

「Power automate desktop」以外にも、下記のRPAツールが世に出てきています。

そのほかのRPAツール一覧

  • winactor
  • BizRobo!
  • Blue Prism
  • UiPath
  • Automation Anywhere

「Power automate desktop」はwindows10であれば無料で利用可能です。
無料版であるため制限はありますが、個人利用で利用するには十分な内容にです。

効率化・自動化を検討するにしても無料で経験を詰めることは大きな意味を持ちます。

もし、気に入れば、有料版に手を出せばよいし、他のRPAツールを検討すればよいので!!
仕事で必須で利用する/スキルアップを目指すのであれば、参考書を1冊持つのはアリです

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Power automate desktopでできること

基本的なパソコンの操作であれば、Power automate desktopで自動化することができます。

例えば、データ入力や帳票作成や伝票作成、メールの送付が可能です。

私の場合は、お試しで以下の自動化フローを作成して自動化させています。

もちが作成した自動化フロー
  1. 毎月の電気代の領収書(PDF)をWEBページよりダウンロードして、所定のフォルダに保存とリネーム
  2. 太陽光発電投資の毎月の発電量をWEBページよりダウンロードして、所定のフォルダに保存とリネーム
  3. 毎月定期購入している複数銘柄買い付け作業をワンクリックで完了

作成した2つのフローは「WEBサイトの操作」と「エクスプローラーの操作」を自動化しています。どれも1時間程度で作成ができています。

作成したフローの『実行ボタン』をクリックすることで画面が自動で動き、設計した処理が実行されます。

フローを作成していて感じたことは、プログラミングというよりもパズルを組み立てる作業に近いです。

インストールはどこでするのか?

「Power automate desktop」はマイクロソフトの公式サイトからダウンロードすることが可能です。

「無料でダウンロードする」をクリックして、指示に沿って操作を行えば、『Power Automate Desktop』のダウンロード・インストールが完了します。

デスクトップに作成されたアイコンをクリックして起動させることができれば、準備完了です。
(デスクトップにショートカットを作成しなかった場合はスタートメニューから選びましょう)

アイコン「Power Automate Desktop」をクリックすれば、以下のウインドウが起動します。
起動後、左上の「+新しいフロー」をクリックすれば、準備完了です。

「+新しいフロー」を立ち上げると下のような画面が起動します。

作成したい「フロー名」を記入して、『作成』ボタンを押すことで、あとは作成したい自動化フローを構築するのみです。


ごくまれに、「準備しています…」から画面が動かなくなることがあります。
その際はシステムトレイから「Power Automate Desktop」を終了したのち、再起動してください。(もしくは、OneDriveの容量不足の可能性があるので、容量を確保した上でPADの終了と再起動をしてください)

どうやって、自動化フローを作成するのか?

フローの編集画面は以下のようになっています。

左側には「アクションの要素」、中心部分は「フロー」、右側は「変数」となっています。
基本的な作成手順としては、左側のアクション群からアクションを選択して構築することになりますが、1から構築するにはとても大変です。

その時に重要となってくる機能が『Webレコーダー』と『デスクトップレコーダー』です。

『Webレコーダー』と『デスクトップレコード』は自身でアクションを選択しなくても、レコーダーを“ON”としている間のアクションを記録して、フローを自動生成してくれます。

テストとして、以下の手順を『デスクトップレコーダー』を使ってフローを作成してみます。

デスクトップレコーダーを使って、フロー作成

①Windows Edgeの起動

②「もちブログ」のHPを開く

③「もちブログ」の“プロフィール”ページへ移動する

④「もちブログ」のTOPページへ戻る

①-1

実行したいアクションが完了すれば、『デスクトップレコーダー』の“終了”ボタンを押すことでフローが自動的に生成されます。

フローが生成されれば、“保存”ボタンをクリックして保存!
そして、“実行”ボタンをクリックすることで、先ほどの内容が自動で行われます。

今回作成したフローはクラウド上に保存されます。

苦労する点

私がお試しでフローを作成したときに苦労した個所について、書きます

デスクトップレコーダーで作成したフローがうまく起動しない

フローの骨組みを「デスクトップレコーダー」した後に、そのまま実行すると「ボタンが見つかりません」や「ラジオボタンが見つかりません」などのエラーが発生してしまう。

おそらく、“フロー作成時の環境”と“実行時の環境”が異なることで要素を判断できず、エラーとなっていると思っています。

その際は、そのアクションを自身でアクションを置き換える必要があります。
もしくは、スリーブを数秒入れることで回避することができます。

ファイル名に日付を入れてリネームしたいが、できない

お試しで作成したフロー「HPからダウンロードした電気代の請求書をリネームして格納する」で請求書のファイル名に「202103」と入れたいが、どうしても「20213」となってしまう。

それは、こちらのページで解決しました。

はじめは“yyyymm”で表現できると思っていましたが、“yyyyMM”とする必要がありました。
(大文字と小文字を判別していたようです・・・)

「準備しています…」からコンソール画面が開かない

前段でも記載しまいたが、この状態に陥ることがごくまれに発生します。

その際は、システムトレイから「Power Automate Desktop」を終了させ、再起動しましょう!
※参考ページ

まとめ

2021年3月からWindows10で無料で利用可能となったRPAツール:『Power Automate Desktop』について、説明しました。

RPAツールを使ったことがない。興味がある方は一度インストールして試してみる価値は十分にあります。

自動化のフロー作成についても「デスクトップレコーダー」を使うことで難しいプログラミングはいりません。

普段の作業を思っているよりも簡単に自動化することができます。一度パソコンにインストールしてRPAを体験してください。

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