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ToBe思考とは?ギャップ分析をうまく使ってあるべき姿へ【フレームワーク編】

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課題を見つける難しさ

課題達成や問題解決における重要なことは、アプローチすべき課題や問題が明確となっているかどうかが肝心です。明確となっていても間違った課題や問題にアプローチしているとゴールへ到着できないことが多くあります。

スタート地点で目標やゴールが明確となっていないと、さらに道半ばで迷走してしまいます。

かといって、『目標や課題、問題が漠然として、何から手を付ければいいかわからない』となる場合は、フレームワークを利用して問題・課題を明確かさせましょう。

今回は、AsIs ToBeという課題を明確化させるフレームワークを解説します。また、合わせて、課題抽出の思考法である“ギャップ分析”についても触れていきます。

問題解決における思考法を“なぜなぜ分析”として以下で解説しているので、合わせて読んでください。

As is/To Beとは(あるべき姿とは)

ギャップ分析を行うにあたって、知っておくべきは『As is To Be』というフレームワークです。それぞれの意味するコトは下のとおりです。

As is ➡ 現在の姿(現在の状況)

To be ➡ あるべき姿(目指すべきゴール)

そして、As is と To be を言語化してギャップを明らかにします。このギャップが課題であり、アプローチすべき目標となります。

ギャップ分析の活用事例

「As is/To be」の考え方は、SDGsの17の目標-169のターゲットを達成するための考え方の一つとして、国連が推奨しています。

SDGsでは、「As is/To be」や「ギャップ分析」とは言わず、『バックキャスティング』としています。

バックキャスティングも、“望ましい未来”から“現在の姿”の逆算して、実施すべき行動を見出す考え方であり、行うべきアクションプランの設定では「As Is/To Be」と共通しています。

ギャップ分析の進め方

ギャップ分析を進めていく手順を3ステップで解説します。

Step 1:あるべき姿を書きだす

自分が決めたテーマに沿って、『あるべき姿(To Be)』を具体的かつ定量的に書き出します。

下記に簡単な例を掲載します。
また、自身で考える際も以下のような形式で「テーマ」「現状(As Is)」と「あるべき姿(To Be)」を明文化することをオススメします。

例:その①(テーマ:勤怠管理)

例:勤怠管理

例:その②(テーマ:副業)

例:副業

Step 2:あるべき姿に対する現状を書きだす

Step 1であるべき姿(ありたい姿)が定まれば、“今の姿”と“あるべき姿”のギャップを求めるために、現状を書き出します。

現状を書き出す際も、「具体的に定量的に」を意識して、行いましょう。

例:その①(テーマ:勤怠管理)

例:勤怠管理

例:その②(テーマ:副業)

例:副業

Step 3:アクションプランを考える

ギャップが確認できれば、ギャップを埋めるためにアクションを計画します。

アクションプランの策定にはパレード図(6割の法則)を意識しましょう。ギャップを埋めるためのアクションプランの全てを実行するのではなく、ギャップの6割を解消できるアクションプランを選定して行います。

もしくは、QCD/効果・時間・金の観点で実現可能なアクションプランを選定することもよいです。

Q:品質、効果

C:コスト、お金

D:納期、時間

QCDについては下記の記事でまとめているので、合わせて読めばイメージがつくかと思います。

まとめ

ToBe思考とは、「あるべき姿」を具体的に言語化してゴールを目指すものです。

ToBe思考を体現するために、用いるフレームワークとして、ギャップ分析が活用できます。

ギャップ分析では、具体的・定量的に、「現状」と『あるべき姿』を言葉で表現する。

最後に

フレームワークを理解した上で、うまく利用することで生産性と品質は向上します。
優秀な人はフレームワークを理解し、うまく利用しています。
確立されているフレームワークは先人たち知恵ですので、理解し活用することでスキルアップしましょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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