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新入社員必見!成長のために行う振り返り方法 【フレームワーク】

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ビジネス

毎日の仕事や勉強などの振り返りはしっかりと行えていますか?ただ、作業をしているだけでは気づきもなく、吸収率もガクッと下がります。

学生の時は、反復して問題を解くことで無意識のままと振り返りができています。例えば、「この問題、前にも解いたことあるぞ!」「また同じところで間違えた~」など

ビジネスマンとなれば、100%同じ仕事は存在せず、無意識のままでは振り返りを行うことはできません。知らず知らずのうちに、同じミスをしてしまい、評価が下がってしまうこともあるでしょう・・・

そんなことに陥らないように、“毎日の振り返り”がとても重要となります。

一日の“終わり”と“始まり”に、5分・10分の時間を振り返りのタイムを作るだけで、業務の効率はグッと上がります。

また、上司との面談の際に、振り返りシートがあれば、当時の自分の考えを振り返られるため、話しやすくなります。

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“振り返り”とは

“振り返り”という作業を分割すると

  1. 行動を起こす
  2. 結果が生まれる
  3. 結果を見直す
  4. 経験を得る
  5. 次の行動につなげる

だと考えます。

ここで、振り返りが重要なコトは、『現在の結果を検討して、次の行動へつなげること』です。振り返りを意識していないと、行動を起こすことに重点が行き、改善・成長は望めません。

“振り返り”を行うことで、『何が良かったのか!』『ダメだったのか?』を理解・把握することで、あるべき姿とのギャップを客観的に確認することができます。
なお、ギャップが確認できれば、ギャップを埋めるために次の行動を起こせば、成長につながります。

ここでは3つもフレームワークを説明します。

あるべき姿とギャップが明確なら、as/is tobeのフレームワークを参考にしてもいいです。
参考記事は下記です。

KPT ~Keep/Problem/Try~

KPT(ケプト)とは、「Keep:継続すること/Problem:改善点/Try:挑戦すること」の3つの要素で振り返りを行うフレームワークです。

このKPT(ケプト)では、一度切りではなく、定期的に振り返りを行う必要があります。定期的に振り返ることで個人・チームの質を向上させることができます。

挑戦したことの結果だけにフォーカスするのではなく、結果に至るまでのプロセスにも注目することでより有効的な振り返りとなります。

やり方
  1. 前回の「Try」の内容と結果の確認を行う
    ※初回の場合は、次から行う。
  2. 現在の状態から継続して行うことを挙げる
    挙がったものはKeepの要素となり、Tryに対して良かったこと・成功したことが該当する。
  3. 改善点を挙げていく
    Tryに挙がっていた内容に捉われず、現状で改善が必要なことを挙げる。
    改善点が漠然としている場合は少し深掘りして原因を追究してもよいでしょう。
  4. Keep・Problemから新たに挑戦することを挙げていく
    この時のTryは具体的になアクションを書くことが重要となります。「ミスしないように気を付ける」ではなく「ミスを未然に防ぐためにチェックリストを運用する」といった具合になります。
  5. KPTを繰り返して行う
    次回の振り返りで①から④を繰り返していくことでKPT(ケプト)を使った振り返りができます。

YWT ~Y:やったこと/W:わかったこと/T:次にすること~

YWTとは、「Y:やったこと/W:わかったこと/T:次にやること」の3つの要素から振り返りを行うフレームワークとなります。KPT(ケプト)の振り返りと似ていますが、

・KPTは業務改善を行うための振り返り
・YWTは経験から気づき/学びを整理して成長するための振り返り

となります。

やり方
  1. やったことを書き出す
    一日でやったことやプロジェクトの完了後に行うなど、期間を絞って行いましょう。やったことを言語化して一覧化することが目的です。
  2. やったことに対して、わかったことを書き出す
    この時、成功・失敗に捉われず、気づき・学びを漏れなく抽出しましょう。
  3. 次にやることを考える
    「Y:やったこと」「W:わかったこと」を踏まえて、次にやることを書き出しましょう。この時、as/is to beの思考でギャップを埋める意識で行えばスムーズに行えます。

PDCA ~P:計画/D:実行/C:評価/A:改善~

PDCAとは、ビジネスで鉄板のフレームワークです。

  • P:Plan(計画する)
  • D:Do(実行する)
  • C:Check(評価する)
  • A:Action(改善する)

から構成される改善を図るフレームワークです。

PDCAは何度もPDCAサイクルを回すことで、目標達成のための質を高めることができ、改善活動には打ってつけのフレームワークとなります。

やり方
  1. 計画を練る(Plan)
    実施内容を明確化させて、実行スケジュールを作ります。その時、具体的にマイルストーンの設置や達成目標も明確とすることで振り返りの際に有効的です。
  2. 実行する(Do)
    計画を実行した結果を具体的に書きあげていく。感情を込めず、事実ベースで記載することが重要です。また、発生した出来事や計画とのズレ・達成率を記載すればCheck(評価)しやすくなります。
  3. 評価する(Check)
    実行結果について、評価を行います。結果に対して、よかった点・悪かった点・気づきを挙げていきます。改善箇所が明確にできる場合は挙げましょう。
  4. 改善する(Action)
    次の作業のために、改善方法を選定して、改善活動を行います。なお、改善活動の規模が大きい場合は、次回のPDCAループのPに組み込み、1~4を再度行いましょう。

「3.Check」「4.Action」については、「なぜなぜ分析」のフレームワークを参考にすれば、真因に対する改善策を導き出せます。

まとめ

定期的に振り返りを行うことで、個人に対しては成長や効率アップを図ることができる。なおかつ、時間をおいて客観的に作業を見直すことの意味は大きい。振り返りで得る気づき・学びはただ単にタスクを達成させること以上に意味があります。

また、チームとしても振り返りを行うことで、仕事の質は向上します。

プロジェクトの方向性を合わせることや作業者・管理者のそれぞれから課題を見つけることに役立ちます。

まず、今日取り組んだ内容について、フレームワークに沿って振り返りを行ってみてください。

大事なキーワードは下の通りです。

大事なコト

KPT → 続けること・改善が必要なこと・挑戦すること
YWT → やったこと・わかったこと・次にやること
PDCA → 計画・実行・評価・改善

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